Treatment
前回シャンプーをした所までお話をしましたが、今回はその後のトリートメントです
まず確認しておきたいこと、ヘアーケアーの手順ですが
1 プレシャンプー(お湯でよく洗い流して8割り位の汚れを取る作業)
2 シャンプー(頭皮の汚れ除去及び1で取りきれなかった汚れの除去)
3 シャンプー剤をよく流す作業(徹底して流しましょう)
4 トリートメント(シャンプーによって欠如した髪の構成物質の一部補充)
5 リンシング(基本的には昔、石鹸によってアルカリに傾いたPh値を中和する
役割だった、現状髪の毛をコートする商品が多い)
*コンディショナー=リンス(メーカーによって呼び方が違うが厳密に言うと
リンスとの明確な区別はないという)
そして、あくまでもシリコン含有量が多いシャンプー剤ではなくてシリコンが
入っていても数日で自然分解してくれるもの、もしくは石鹸系シャンプー剤であること
(地肌には残留物質が少ないほうが良い理由)
トリートメントに関しても、シリコンでコーティングして触り具合が良くなることで
「どう?いいでしょ?このトリートメント、髪に良いでしょ?」ではなくて
ちゃんと髪の中に浸透して少しでもシャンプーによって欠落した、もしくは日常における
物理的な損傷によって欠落した髪の成分を補充してくれるもの(必ずしも手触りが良くなるとは限らない)
手ざわり感はリンス・コンディショナー・スタイリング剤などで補っていきます
美容室のトリートメントは髪の毛の成分補充には適しています
市販の製品に関しては「トリートメント」のページでお話していますよ
大雑把にはこんな感じです、メーカーによって推奨手順も多少は異なりますが
ここでは特別なものではなくて、とてもシンプルなプロダクトとbasicな方法です
Treatment method
1. シャンプーを良く流した後、水気を切ってトリートメントを手に取ります
髪の毛の長さ、量によって多少の差はあって当然ですので
商品に書いてある使用方法を基準に幾分少なめに取ってから
足りないときには付け加えていくと良いではないでしょうか。
ここで大切なのが塗布する箇所、傷みがないところに塗布しても効果がでないので
美容師さんに傷んでいる箇所を訊くと良いかもしれませんね、
基本的には根元は新生毛といって新しく出てきた毛なので丈夫です
おおよそ根元から3~5cmは空けてから毛先に向かって付けると良いでしょう
手で触ってみて表現で言うと「ジョリジョリ」とか「ガサガサ」などの感触箇所に
(他の表現法方があったら是非教えてくださいね)
多めに付けて軽く雑巾を絞るようにツイストさせて染み込ませましょう。
この後時間経過によってある程度までは浸透していきますので
この状態で他の作業をされると効果が上がることもあります。
さあ、流しましょう!このときシャンプーなどを流すときにお湯で温められた
髪の毛はキューティクルが開き気味になっています、そこからトリートメントが
入り込んでいきます、なのでキューティクルを閉じるために、やや温めのお湯で
流しましょう、只この時にシャワーで勢いよく流すとせっかくのトリートメント成分が
流れてしまいますので、洗面器に湯を張り髪の毛に手でお湯をかけ、軽くも見込みながら
その作業を繰り返しましょう(多少トリートメントが残っている感があるくらいで止めま す)そして同じように洗面器に湯を張りリンスもしくはコンディショナーです
適量湯に入れ混ぜ手で髪にかけていきます、何回かかけて手を通しながら仕上がりです
*トリートメント、リンス・コンディショナーは頭皮に付ける物ではありません!
頭皮にはなるだけ残留物を残さないことが健康な髪の毛が生えてくる大切な要因に
なります、頭皮に付けていいものはシャンプー剤だけです、その他のプロダクトは
髪の毛と思ってくださいね。
長くなって来ましたので、この後の作業はまた次の機会にお話しましょう。
長く読みづらい文面にお付き合いくださりありがとうございました。
by poco_a_poco_f_4 | 2010-03-08 09:10 | Treatment